CSVからタスクをプロジェクトにインポートしたり、プロジェクトを作成することが可能です。
インポートするには、データの下準備と、フィールドのマッピングが必要です。
CSVをインポートする(既存プロジェクトにタスクを追加する)
データの下準備
基本
セクション、タスクの上書きは行えません。「追加」のみ可能です。
- 一番左の列はタスク名となります
- 日付の書式設定 mm/dd/yyyy の形式にしないと認識されません
インポートできるフィールド
- インポートで設定できるフィールド
- タスク、担当者、コラボレーター、期日、開始日、セクション、依存関係、カスタムフィールド、説明、サブタスク、マイルストーン
- インポートで設定できないフィールド
- プロジェクト、タグ
Asana画面 |
インポート 可否 |
認識されやすいフィールド名 |
内容 |
設定方法 |
|
日本語 |
英語 |
||||
タスク |
〇 |
名前 |
Name |
CSVで一番左の項目が自動設定 |
|
担当者 |
〇 |
担当者 |
Assignee |
タスクの担当者 |
メールアドレスを記入 |
コラボレーター |
〇 |
コラボレーター |
Follower Collabrator Collabrators |
タスクの更新について通知を受け取るユーザー |
メールアドレスを記入 |
期日 |
〇 |
期日 |
Due Date |
作業の期日 |
mm/dd/yyyyの書式に設定 |
開始日 |
〇 |
開始日 |
Start Date |
作業の開始日 |
mm/dd/yyyyの書式に設定 |
セクション |
〇 |
セクション |
Section |
セクション |
同名のセクションがあっても、新規セクションとて認識される |
依存関係※ |
〇 |
依存関係 |
Dependencies |
依存するタスク |
①後続タスクに対して、先行タスク名を記入 ②先行タスクはインポートリストの上の行に設定 ※カンマ(,)で区切ることで、複数依存関係を設定できます。先行タスク名にカンマ(,)が記入されていると、正しく認識されません。 |
説明 |
〇 |
説明 |
Description |
タスクの説明 |
複数列インポート可能 (説明1、説明2など) |
サブタスク |
〇 |
親タスク |
Parent Task |
親タスクとの関係 |
存在する親タスク名を記入 |
マイルストーン |
〇 |
タイプ |
Type |
タスクをマイルストーンに設定 |
milestone と記入 |
カスタムフィールド |
〇 |
自動判定 |
単一選択、複数選択、日付 テキスト、メンバー、数値 |
インポート時に設定 |
|
単一選択 |
1 つのフィールドに対し 1 つのオプションを選択するタイプのドロップダウンアイテム |
||||
複数選択 |
1 つのフィールドに対し複数のオプションを選択できるタイプのドロップダウンアイテム |
||||
日付 |
タスクの期日とは別に、日付を設定 |
||||
テキスト |
URL、電話番号、会社名など ハイパーリンクに注意!Excelで編集を行うと、自動的にハイパーリンクが設定される場合があります。正しく認識されなくなるため、リンク設定を解除してください。 |
||||
メンバー |
タスク担当者やコラボレーターとは別に、組織内のメンバーを設定(通知などタスク共有はされない) |
||||
数値 |
値、パーセント、通貨、時間(小数点以下の桁数) |
||||
プロジェクト |
× |
ー |
ー |
ー |
インポートできない |
タグ |
× |
ー |
ー |
ー |
インポートできない |
推定の時間 |
〇 |
推定の時間 |
Estimated time |
タイムトラッキングの推定の時間数 |
書式設定は下記いずれかにする hh:mm _hr _min _h _m |
実際の時間 |
〇 |
実際の時間 |
Actual time |
タイムトラッキングの実際の時間数 |
-
- 一度にインポートできるタスク数は1,999件です。
- 現在、1 つのプロジェクトに追加できるカスタムフィールドの数は 100 個までです。(2023年5月以降、30から100へ変更されました。)
- タスク 1 件あたりの最大フィールド数は 100 個です(2023年8月時点)
- カスタムフィールドのドロップダウンアイテムには、最大 500 個のフィールド値オプションを設定できます。
<参考>
CSVをインポートする(既存プロジェクトにタスクを追加する)
データの下準備ができたら、インポートを始めます
①プロジェクト名の右側「V」をクリック
②インポート>CSVをクリック
CSVをインポートする(プロジェクトを新規作成する)
画面右上の+マークをクリックし、プルダウンの「プロジェクト」を選択します。
プロジェクトを新規作成画面が表示されるので、「スプレッドシートをインポート」を選択します。
インポートするCSVを選択する
③クリックしてファイルを選択するか、ドラッグ&ドロップ
④「変更を加える」を選択
💡フィールドを正しくマッピングするため、必ず「変更を加える」を選択します
⑤「V」をクリックし、フィールドの型を設定
⑥インポートしない列は☑を外します
⑦ファイル形式を選択できます
⑧「プロジェクトに進む」をクリックすると、インポートが開始され、画面左下にメッセージが表示されます。
フィールドが正しくマッピングされていることを確認して完了です。
マッピングが心配な場合は、1タスクだけインポートし、マッピングの確認を行うか、確認用のプロジェクトを作成してインポートするなど、テストすることをお勧めします。
大量のタスクをインポートする場合の注意点
- データインポート前に、カスタムフィールドの内容を確認
選択式のフィールド(単一・複数)は、選択項目を全て設定しておきます。(インポート時に選択項目が一致しないと、別フィールドとして認識されるため) - タスクインポート時の並び順を崩したくない場合
対象ファイルにあらかじめ、1から通し番号を振り、カスタムフィールド(数値)としてインポートします。(ファイルの並び順にはインポートされないことがあるため) - 2,000タスク以上インポートする場合
タスクが1,999以下になるよう、インポートファイルを分けます。この際、同一セクションのタスクが、ファイルで分かれないように注意してください。(別セクションとして認識されてしまうため)